インターネット詐欺リポート(2019年2月度)スマホでのネット詐欺にご注意を。検知数が増加しています
このリポートについて
このリポートは、日本のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威に対する注意喚起を目的として、BBソフトサービス(BBSS)の「詐欺ウォール™ / Internet SagiWall ®」で検知・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を報告するものです。
検知状況
2019年2月度の総検知数は102万2,628 件となりました。前月から引き続きワンクリック・不当請求詐欺の検知件数が増加傾向となりフィッシングの検知割合が減少。ワンクリック・不当請求の検知はスマホ(Android・iOS)が多く、フィッシング詐欺の検知数は逆にWindowsが多くなっています。
詐欺ウォールで検知したサイト
ワンクリック・不当請求詐欺サイト
ワンクリック・不当請求詐欺サイトは、前月比0.27 ポイント増加しました。
ワンクリック・不当請求詐欺サイト検知率
OS別検知率
フィッシング詐欺サイト
フィッシング詐欺サイトは、前月比0.71ポイント減少しました。
フィッシング詐欺サイト検知率
OS別検知率
マルウエア感染サイト
マルウエア感染サイトは、前月比0.16ポイント増加しました。
※iOSのマルウエア感染サイト検知数は、WindowsやAndroidユーザーをターゲットにしたマルウエア感染サイトにiOSでアクセスしている割合です。
マルウエア感染サイト検知率
OS別検知率
ボーガスウエア配布サイト
ボーガスウエア配布サイトは、 前月比0.33ポイント増加しました。
ボーガスウエア配布サイト検知率
OS別検知率
ぜい弱性悪用サイト
ぜい弱性悪用サイトは、前月比0.05ポイント減少しました。
※iOSのぜい弱性悪用サイト検知は、WindowsやAndroidユーザーをターゲットにしたぜい弱性を伴うサイトにiOSでアクセスしている割合です。
ぜい弱性悪用サイト検知率
OS別検知率
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詐欺サイトの見分け方
会社概要をチェックする。
海外の業者は会社概要や問い合わせ窓口の情報が曖昧なことがあります。詐欺サイトでなくともこのような業者から購入するのはリスクが高いと考えましょう。
住所を検索して、会社の存在をチェックする。
日本の住所表記や会社名が表記されている場合でも、住所検索で実在する住所かどうか、その住所に会社があるか確認しましょう。
決済方法、口座名義をチェックする。
本物と区別がつかないような、完全コピーの偽サイトでは、決済方法をチェック。銀行振り込みしか決済方法がない場合、口座名義が見慣れない名義(無関係な会社名義や個人名など)の場合などは、詐欺サイトの危険性が極めて高くなります。
SSL通信が提供されているかどうかを確認する。
個人情報(メールアドレスやクレジットカード番号など)を入力するページのアドレスバーに錠マークが表示されない場合には、注意が必要です。
過去リポート
「詐欺ウォール™ / Internet SagiWall™」について
ユーザーがウェブブラウザーで悪意のあるサイトへアクセスした際に、コンテンツをリアルタイムで検査・警告します。認証情報やクレジットカード番号などの認証情報を間違って入力することを防ぐセキュリティーソフトです。ウイルス対策ソフトでは検知が難しい詐欺サイトも高い精度で検出し、併用することでユーザーの安全を高めることができます。
パソコンやスマートフォンの利用に慣れていない方でも、簡単に利用でき、サイバー犯罪被害を未然に防ぐことができます。
※詐欺ウォール™は、iOS、mac OS、Windows®、Android™版を提供しています。
詐欺ウォール™ / Internet SagiWall™製品情報サイトURL:https://www.sagiwall.jp/
- その他、このページに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。